「毎日ちゃんと歯磨きしているのに、うちの子は虫歯になりやすい…」そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、虫歯のなりやすさには、生まれつきの要因も関係していることがわかっています。もちろん生活習慣や食べ物の影響も大きいのですが、今回は「なぜ虫歯になりやすい子・なりにくい子がいるのか」という体質の違いについて、わかりやすくご紹介します。
生まれつきの違い①
歯の質と唾液のちがい
人によって歯の表面(エナメル質)の硬さには違いがあります。エナメル質がしっかりしている子は、酸による溶け(脱灰)に強く、虫歯菌の攻撃にも負けにくいのです。
また、唾液の量や質も大切です。唾液には歯を修復したり、口の中の汚れを洗い流したりするはたらきがあります。唾液が少なかったり性質的に中和力が弱いと、虫歯リスクは高まります。
生まれつきの違い②
歯の並び・形も虫歯に関係
歯の並びや噛み合わせも、虫歯のなりやすさに関係します。たとえば…
- 歯と歯の間が極端に狭い
- 奥歯の溝が深い
- 凹凸のある歯並びで磨き残しが多い
こういった特徴があると、どんなに歯みがきを頑張っても磨き残しが生じやすく虫歯菌がすみつきやすくなってしまいます。
体質+生活習慣が合わさると
リスクはより高くなる
「生まれつき虫歯になりやすい体質」+「間食が多い」「仕上げみがき不足」などの生活習慣が重なると、虫歯のリスクは一気に上昇します。一方で、もともと歯の質が強くても、甘いものをだらだら食べたり、口の中が不衛生な状態が続いたりすれば、当然虫歯はできてしまいます。
「矯正治療」でリスクを減らせる
加藤歯科クリニックでは、虫歯になりにくいお口を目指すために子どものの歯並びの管理にも力を入れています。歯が正しく並ぶことで、汚れがたまりにくくなり、日々の歯みがきがずっとしやすくなるのです。「歯みがきを嫌がってしまう」「仕上げみがきが難しい」そんなお子さまには、矯正治療でケアしやすい口腔環境を整えることも、将来の虫歯予防につながります。
お子さまの歯並びを一緒に見守りませんか?

加藤歯科クリニックでは、お子さま一人ひとりに合ったケアや矯正のタイミングをご提案しています。
「うちの子は虫歯になりやすいかも…?」と不安な方は、ぜひ一度ご相談ください。

加藤歯科クリニック
について

加藤歯科クリニックは中村橋の一般歯科・小児歯科です。お口まわりのどんな症状・悩みも診療します。「急な痛み」や「被せ物の脱離」など、今すぐ処置が必要な患者様を予約なしで受け入れています。お困りの方はお電話ください。