生後4〜6か月頃になると、赤ちゃんは「かみかみ期」に入ります。
この時期は歯ぐきがむずむずしたり、口で物を確かめたい欲求が強くなったりするため、おもちゃを噛んで遊ぶことが増えてきます。正しくサポートしてあげることで、歯の発育や口周りの成長にもつながります。
今回は「かみかみ期」の赤ちゃんにぴったりなおもちゃ選びのポイントとおすすめをご紹介します。
かみかみ期ってなに?

かみかみ期とは、赤ちゃんが歯が生え始める前後に、なんでも口に入れて噛みたがる時期のことです。一般的には生後4〜6か月頃から始まることが多く、この頃の赤ちゃんは歯ぐきのかゆみや違和感をやわらげるために物を噛むようになります。
また、感覚の発達が盛んな時期でもあるため、口の中で確かめるように物を入れて噛む行動が増えるのも特徴です。
そんな「かみかみ期」に安全なおもちゃや歯固めを与えることは、赤ちゃんのストレスを減らすだけでなく、歯の健やかな発育や噛む力のトレーニングにも役立ちます。
かみかみ期のおもちゃを選ぶポイント

素材が安全でやわらかい
BPAフリーのシリコンや食品用プラスチック、天然木など、口に入れても安心な素材を選びましょう。
持ちやすい形状
赤ちゃんの小さな手でも握りやすく、口まで運びやすい形がベストです。
洗いやすさ・清潔さ
毎日口に入れるため、煮沸消毒や電子レンジ消毒ができるタイプだと安心です。
感覚を刺激できるもの
凸凹ややわらかさの違う部分があると、歯ぐきを刺激して噛み心地を楽しめます。
ベストおもちゃの例

シリコン製歯固め
シリコン製の歯固めは、安全性が高く歯ぐきにやさしいやわらかさが特徴です。動物の形やリング型など種類も豊富で、赤ちゃんが楽しくかみかみできるおもちゃとして人気があります。
木製の歯固めリング
自然素材で安心感があり、かじったときの固さが心地よいと感じる赤ちゃんもいます。
水やジェル入りの歯固め
冷蔵庫で冷やして使うと、歯ぐきのむずむず感を和らげる効果があります。
ラトル付きおもちゃ
握ると音がするので、「噛む」「振る」「聴く」を同時に楽しめます。
注意したいポイント
✅小さな部品が取れるものは誤飲の危険があるため避けましょう。
✅長時間冷凍庫で凍らせるタイプは、歯ぐきを傷つける可能性があるので注意が必要です。
✅月齢に合ったサイズを選び、常に目の届くところで遊ばせることが大切です。
お子様の治療や歯の教育
当院に何でもお任せください
赤ちゃんの「かみかみ期」は、ただ遊ぶだけでなく歯の成長・噛む力の発達・感覚の学びにつながる大切な時期です。
安全で清潔に使える歯固めやおもちゃを選んであげることで、赤ちゃんも安心して「かみかみ」を楽しめます。ぜひ日々の育児に取り入れてみてください。

加藤歯科クリニック
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加藤歯科クリニックは中村橋の一般歯科・小児歯科です。お口まわりのどんな症状・悩みも診療します。「急な痛み」や「被せ物の脱離」など、今すぐ処置が必要な患者様を予約なしで受け入れています。お困りの方はお電話ください。