お風呂に入りながらの歯みがきや、シャワーでそのままうがい。時間も短縮できて、一石二鳥のように思えますよね?
でも実は、その“ついで磨き”にはいくつか注意点もあるんです。
今回は、お風呂で歯みがきをするメリットとデメリットをわかりやすくご紹介します。
お風呂で歯磨きするメリット

メリット①時短になる
お風呂に入りながら歯みがきすることで、歯みがきのために別で時間をとらなくて済みます。疲れて帰宅した日でも、“ついで磨き”で最低限のケアができるのは大きなメリットです。
メリット②周囲を気にせず磨ける
浴室なら泡や水はねを気にせず、思いきりしっかり磨けます。
メリット③リラックスして丁寧に磨ける
お風呂で身体が温まると血流がよくなり、リラックスした状態で優しく丁寧に磨ける方が多いです。口を開けるのが苦手なお子さまも、お風呂の中なら歯みがきを受け入れやすいことがあります。
お風呂で歯磨きするデメリット

デメリット①湿気で歯ブラシが雑菌だらけに
浴室は高温多湿のため、使ったままの濡れた歯ブラシを置いておくと菌やカビが繁殖しやすくなります。
デメリット②シャワーうがいでは汚れが落ちにくい
シャワーの水圧だけでは細かい汚れや歯垢を十分に落とせません。また、水が一方向に流れるだけなので、口の中全体をきれいにするのは難しいです。
デメリット③つい「なんとなく」磨きになりがち
お風呂でリラックスすると集中力がゆるみ、磨き残しができやすくなります。泡で「磨けている気」になってしまうのも注意が必要です。
お風呂で歯磨きする際の注意点

✓歯ブラシは使ったあとは、しっかり乾燥させましょう。
✓シャワーで口をすすぐだけでなく、しっかり「ぶくぶくうがい」を行いましょう。
お風呂での歯みがきで気をつけたいポイント

お風呂での歯みがきは、忙しい毎日の時短テクとしてはとても便利な方法です。ただし、「楽だから」や「なんとなく」で済ませると、お口の健康を損なうこともあります。シャワーうがいに頼りすぎず、歯ブラシの衛生管理をしっかり行いましょう。
当院では、正しいブラッシング方法を丁寧にお伝えし、ご自身で落としきれない汚れはクリーニングでしっかりケアいたします。どうぞお気軽にご来院ください。

加藤歯科クリニック
について

加藤歯科クリニックは中村橋の一般歯科・小児歯科です。お口まわりのどんな症状・悩みも診療します。「急な痛み」や「被せ物の脱離」など、今すぐ処置が必要な患者様を予約なしで受け入れています。お困りの方はお電話ください。