離乳食とむし歯の関係とは?
むし歯は「むし歯菌」が食べかすなどの糖をエサにして、酸をつくり出すことで歯が溶けていく現象です。乳歯は大人の歯に比べてやわらかく、酸に対する抵抗力が弱いため、ほんのわずかな食べかすや糖分でも虫歯になるリスクがあります。
また、離乳食が始まると、口の中に食べ物が残るようになりますが、赤ちゃんはうがいや歯磨きができません。そのため、親御さんのケアや習慣づけがとても大切になります。
むし歯を防ぐ!離乳食の5つのポイント

① 甘い味付けは控えめに
ベビーフードやジュース、市販のおやつは意外と糖分が多め。自然な甘み(かぼちゃ・さつまいも・果物)を活かす程度にとどめましょう。
② 食事とおやつの「時間」を決める
ダラダラ食べはむし歯菌が好む“酸性の環境”を長くつくってしまいます。時間を決めることで、お口の中を休ませる時間をつくってあげましょう。
③ 食後はガーゼや歯ブラシでやさしくケア
歯が1~2本の頃は、清潔な濡れガーゼで歯や歯ぐきを優しくふいてあげましょう。上下4本ずつ生えてきたら、小さな歯ブラシでのケアをスタートしてもOK。
④ 飲み物はできるだけお水やお茶で
果汁や赤ちゃん用の甘い飲料は歯に残りやすく、就寝前に飲むと特に虫歯リスクが高くなります。日常の飲み物は、できるだけ糖分のないものを選びましょう。
⑤ スプーンや箸の“共有”に注意
赤ちゃんの口の中には本来むし歯菌はいません。ですが、親御さんの唾液からうつることで定着することがあります。大人が使ったスプーンを共有することはできるだけ避けましょう。
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