お子さんの歯をふと見たとき、「あれ?歯が赤い気がする…」と驚いた経験はありませんか?
歯そのものは本来白色系の色調ですが、歯が赤く見える場合、いくつかの原因が考えられます。今回はその代表的な原因と対処法を、加藤歯科クリニックがわかりやすくご紹介します。
赤く見える原因①
出血や血液の付着
歯そのものではなく、歯ぐきからの出血や、傷口からの血液が歯に付着している可能性があります。とくに歯みがきの際に強くこすりすぎたり、歯ぐきが腫れていたりすると、出血しやすくなります。
対処法:
・歯ぐきが赤く腫れていたり出血していたりする場合は、歯肉炎などの兆候かもしれません。
・強く磨きすぎていないか確認し、歯科医院でのチェックをおすすめします。
赤く見える原因②
赤い着色(ステイン)
お子さんでも、食べ物や飲み物に含まれる色素が歯に沈着することがあります。とくにケチャップやジュース、着色料の強いお菓子などは要注意です。これにより、歯の表面が赤っぽく見えることがあります。
対処法:
・丁寧な歯みがきで改善する場合もありますが、こびりついたステインは歯科医院でのクリーニング(PMTC)がおすすめです。
・定期的なプロケアで、歯の白さを保ちましょう。
赤く見える原因③
エナメル質形成不全などの発育異常
稀に、歯の発育段階でエナメル質に異常があると、歯の表面が茶色〜赤褐色に変色することがあります。これらはエナメル質形成不全と呼ばれ、見た目だけでなくむし歯のリスクも高くなる場合があります。
対処法:
・一見すると「ただの色」かと思っても、歯がもろくなっていることもあります。
・放置せずに、歯科での検査やフッ素塗布、必要に応じてコーティングや充填などの処置を受けましょう。
放っておかず、まずは歯科へご相談を

赤く見える原因が一時的なものなのか、治療が必要なものかを見極めるのは、保護者の方だけでは難しい場合があります。お子さんの歯の変色や見た目の異常に気づいたら、まずはお気軽に加藤歯科クリニックまでご相談ください。経験豊富な歯科医師が、お子さんの成長にあわせた適切なケアを提供いたします。
加藤歯科クリニック
について
加藤歯科クリニックは中村橋の一般歯科・小児歯科です。お口まわりのどんな症状・悩みも診療します。「急な痛み」や「被せ物の脱離」など、今すぐ処置が必要な患者様を予約なしで受け入れています。お困りの方はお電話ください。
